2010年5月1日土曜日

ヤーパンのアカデミズム

ずずず。
いやどうも。


金週間、ですな。
あっしは風邪を引いて、寝込んでおりやす。



先日、mixiとやらで。
以前、とある大学に臨時雇いで勤めていた頃に知り合った院生さんの日記を拝見し。
日本の学術業界と、アメリカのそれとを、比較している描写がありまして。


ああ、久しぶりに、あの何とも言えない閉塞した生理を思い出したなあと。


あっしは学生時代が人より長いわけでやんして。
通常4年のところ、なぜかその倍行ってたこともありんして。
ただ最後の年次は、そりゃあもうオリンピック前のキムヨナばりに勉強ばかりしてまして。
そして、それなりに興味を覚えるものもありまして。
ああ、学術の世界に行くのもよいのではないかなあ、と、子供ながらにもやもやと想像したこともありました。


そして卒業した後も、どうにも思い断ち切れず、
学生・院生による勉強会サークルだとか、
大学・大学院の講義だとかに、
もぐりこんだりして、勉強を続けていたわけで。


そんな中、とある大学のとある研究プロジェクトの、事務補佐員にならないかというありがたいお話を頂いたわけです。


学問の近くにいられる。
まだ勉強できる。
そんなのんきな思いでいたんですねえ、あっしめは。
ばかですね。


仕事は仕事。研究は研究。
あくまで研究は研究者が行うものなんです。


そんなことも気づかず、うかれて事務職員にさせて頂き。


気づいたんですよ、途中で。
役割があまりに異なることに。
興味を覚えるのは勝手。
でも、なんと言うか。
必要ないんですよね、求められてることと。
実務ができればいいだけですから。
学術的思考なんて、事務員にあってもむしろ邪魔なだけで。


その、スタンスの違いに、
世間知らずのあっしは、入ってだいぶたってから気づいたわけで。
えらく場違いなところにきてしまった、と、自覚したときにはもう完全に手遅れで。
摩擦衝突不和違和etc、想定しうる「悪い関係性」のループに、どっぷりつかりきった後でした。




本当にご迷惑かけたと思います。
不適材不適所、でありました。



って、こんなとこでぼやいても、届かないだろうけどね。




すっかり五月晴れ。


げほげほ。